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ニコンD750がシャッター修理から帰還して見た目が新品同様になった件

ニコンD750本体正面

先日うちのニコンD750がシャッター修理から帰って参りました。
別にシャッターに不具合があったわけではないのですが、まあリコールですね。

D750の一部生産分に「シャッターが正常に動作せず、撮影画像にケラレが生じる場合がある」とのことで、該当する製品の場合は「保証期間に関わらず、お預かりの上、シャッターの点検と修理を無償にて実施させていただきます。」とのこと。

以前からこの問題はあったのですが、点検・修理の対象製品が拡大したとのことなのでニコンのサイトでシリアルナンバーを入力してみたら、

「大変申し訳ございません。お手元のD750は本現象の該当製品となります。」

とのこと。

早速「ニコンピックアップサービス」に申し込んで回収してもらいました。

当初は修理に2週間ほどかかるとのメールが来ていて、「やっぱり修理する数が多くて大変なんだろうな」と思っていましたが、実際には10日程度で戻って来ました。

D750本体斜め

【シャッターユニットが無料で新品になってラッキー?】

点検・修理から帰って来たD750ですが、外装のラバーが新しくなっていました。
なので見た目は新品同様になりました。

D750本体背面

同梱されていた書類(納品書)には「処置内容」として、
「シャッター作動不具合のため、シャッター部組を交換しました」とのこと。
「シャッター部組」というのはシャッターユニットのことでしょう。多分。

テスト撮影してみましたが、シャッターの動作は修理前と特に変わった印象はないです。

D750シャッターボタンアップ

D750のシャッターって、動作音が「カシャン」という感じでビミョーに安っぽい。
その辺が多少なりとも改善していると嬉しいなと思っていたのですが、修理後のシャッター音も特に変化していない印象。少々残念であります。レリーズ時にボディ内に残響のような振動が残る点も以前と変わらず。こちらも残念。

まあD750を購入して1年半でシャッターユニットと外装のゴムシートが無料で新品交換してもらえたわけですので、素直にラッキー!と喜ぶべきなのでしょうか。あと、センサークリーニングもしてもらえたようです。

「D850」も気になって仕方ないところですが…

先日ニコンから開発発表のあった「D850」も気になって仕方ないところですが、おそらく値段も結構高くなりそうですし、個人的にはフルサイズ一眼は当面このD750君に頑張ってもらわないといけないだろうな〜と思っております。
(※後日追記:D850が予想より安かったので急遽購入しました。詳しくはこちら

(下の写真はD750に58mm単焦点レンズ装着状態)

D750+58mmF1.4

D750の写りの良さは評判通りで文句なしですし。
「シャッター速度が4000分の1秒までしかない」とか「親指AFがない」など、文句のつけどころはいろいろありますが、決定的な欠点かどうかは意見の分かれるところ。
実用機と割り切ることができればコストパフォーマンスに優れた良い機種だと思います。
ファインダー視野率も約100%ですし。
SDカードもデュアルスロット(2枚挿し)ですし。

修理直前、フォーカスポイントが点灯しなくなるトラブル発生

実はこのD750、修理に出す直前にフォーカスポイントが点灯しなくなるトラブルが発生していました。

通常であれば、合焦時にファインダー内でフォーカスポイントが赤く光って表示されるのですが、これが表示されない。

でもAF自体は動作している様子。

ネットで調べると同様のトラブルに見舞われている人が某価格比較サイトの口コミスレッドに投稿されていて、そちらでは「それは故障だから修理に出すしかない」というようなことが書かれていたのですが、ウチのD750は電池の抜き挿しを繰り返すことで一応復旧しました。

なのでその時のことを書いておきたいと思います。

D750電池取り出しイメージ

やったことというと、

電源をオフにして電池を外し、数秒待って電池を戻し、電源オンで一部のフォーカスポイントが復活。

で、もう一度同じことをすると今度は全部のフォーカスポイントが復活。

これだけ。とりあえず機能回復しました。

よってこの件は今回のシャッター修理では特に伝えることはしておりません。
もしD750をお使いの方で同様の症状に遭われている場合は

電源オフ→電池を抜く→数秒待つ→電池を入れる→電源オン

を行ってみられるのがオススメです。

1回で直らなくても数回やれば復旧するかもしれないので。

それでダメな場合は、やはりニコンに相談してみるのが宜しいかと思われます。
 

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